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2004.04.01

ニュースを読む速度

NHKのサイトに面白いものが登場した。ラジオのニュースを「はやい」「ふつう」「おそい」の3段階で聞くことができるこのページだ。おそらくは、高齢者や目の不自由な人たちのために始めたサービスだろうと思うが、デジタル技術やインターネットを活用した面白い取り組みだと思う。

素直に思うことだが、われわれ一般の健常者にはわからない不便さが、高齢者や体の不自由な人たちには必ずあるはずだ。それをデジタル技術やインターネット技術で少しでも補うことができるとしたら、それは間違いなく本物の技術といえるだろう。

科学技術や技術史の専門家ではないので、技術の真価を適切な言葉で表現するのは苦手だが、難しいことは考えずとも耳の不自由な高齢者はニュースをゆっくり読んでくれたら分かりやすくて助かるだろうし、目の不自由な人が新聞や雑誌を斜め読みする感覚でニュースを聞くことができたらイライラしなくて済むはずだ。

このラジオニュースのページでは、同じニュース原稿を3段階の早さでそれぞれ読むのではなく、普通の早さで読んだ音声をデジタル処理をして録音テープの早回しをしたような早さだが声は普通に、また遅い方ではとてもゆっくりした声なのだが声は聞きやすいようにデジタル処理してある。特に早いほうでは、言葉と言葉の間を詰めて普通に読んでいるのだが聞いた限りでは無駄な空き時間がないようにいくつかの工夫がしてあるようだ。

仕事柄、音声を早送りで聞いたり、1秒の30分の1くらいの速度で言葉と言葉の間をみつけてつなぎ合わせるといったことをやっているが、テープ操作では音声は速度によって高低差が生じてしまう。ゆっくり回せば低音になるし、早く回せば高音になる。デジタル技術はこれを補正できるところが面白い。われわれのテープ編集などにもこの技術を応用できたら多少は仕事が楽になるのかも知れない。

しかし、今回特に素晴らしいと感じたのはこのデジタル技術の話だけではない、そのデジタル技術でできた音声をいわゆる電波で放送はできなくてもインターネットで公開したことだ。本来ならラジオの別の周波数で同時放送してもいいと思うのだが、とりあえずの取り組みとしてはいたしかないことなのだろう。とはいえインターネットなら障害者にも個別に対応できるだろうから現状の取り組みとしては評価すべきかも知れない。

バリアフリーやユニバーサルデザイン、ユビキタスなどという言葉が普通に使われるようになった昨今だが、色々なところで、ほんの少しずつでいいから健常者以外の人たちにも役に立つような技術をもっと開発すべきではないだろうか。

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