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2004.04.10

日本のニュースにはない映像

イラクで3人の日本人が拘束されている。テレビでは捉えられた3人の同じ映像が何度も繰り返し放送されているが、これはあくまでも日本の放送局が、日本の視聴者向けに編集し直して放映したニュース映像のようだ。実際はもっとおそろしく生々しい映像も含まれていた。

海外のメディアでは、犯人グループがアルジャジーラに送りつけてきたオリジナルの映像をそのまま放映している。おそらく大勢の日本人がここにある映像を見てしまったら、もっと自衛隊の撤退を呼びかけるようになるかも知れない。少なくとも、自衛隊イラク派遣反対派の自作自演の狂言だなどというばかげた話はなくなるだろうと思う。

首筋に刃物を突きつけられ、悲鳴をあげている映像をなぜカットするのか。あまりにも生々しい映像は、テレビにふさわしくないというのだろうか。それとも放送倫理というヤツなのだろうか。誰が、誰の利益を考え、どういう意図で映像をカットしたのだろう。また、この部分をカットして放送しようと言い出したのは誰なのか。ニュースの現場で、どういうベクトルが働くのか興味がある。

イラク戦争の時も、子供たちが血を流し泣き叫んで病院に運ばれてくる映像は、日本では放送されたもののアメリカでは一切放送されることはなかったという。テレビが、大勢の国民に及ぼす影響は間違いなく大きいと、政治家は良く知っている。自分たちの都合の悪い映像は、放映するわけにはいかないのだ。

今にも、殺されるという切迫した映像を見てしまった者としては、彼らが敢えて危険なところに行ったのだから悪いとか、自己責任だなどという突き放した感想はいえない。無事救出を祈りたい。

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