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2004.05.19

どうにも気になる案内

近くにいくつかの公共交通機関があるが、中でも一番近い都営地下鉄を利用している。その地下鉄のホームに次のようなポスターがある。

『・・・非常の時はホームに設置されている列車非常停止スイッチを押してください・・・』

読み流してしまえばどうということのないコピーだが、なぜか、この部分が気になって仕方ない。『ホームに設置されている』というくだりだ。

これでは、まるで『駅としてはあまり関係したくなかったんだけど、上の方の誰かの命令で業者がやってきて勝手に工事したので、いつの間にかここに列車非常停止スイッチがあるけど、良かったら使ってよ』と、いっているようだ。つまり、自分たちが設置したのはではなく、いつからかそこに置かれていると表現している感じだ。

少なくとも、自分たちがお客様の安全のために、自分たちの意志で設置したという感じではない。もし、それが爆弾なら「置かれている」で正解だろうが、列車非常停止スイッチなるとても長い名前の品物は「設置されている」では変だ。

仮に駅が、お客様のためを思って設置しているなら『設置されている』などという他人ごとのような状況説明ではなく、はっきりと意志を込めて『設置してある』というべきなのではないだろうか?あるいはもっとすっきりと「非常の時はこのスイッチを押してください。」だけでいいかも。だって、そのポスターのすぐ上にそのスイッチがあるのだから。

ひょっとしたら、このコピーを書いた人は、机の上でホームに設置されたスイッチをイメージして書いたのだろうが、それがそもそもの間違いだ。たしかに机の上で読むぶんにはわかりやすい文章だろう。だが、このポスターは机の上にはるものではない。対象物が設置された現場に行ってみて、利用客の立場に立ってコピーを書く努力をしていないから、こんないい加減な文章になる。少なくともプロのコピーライターなら現場に行くだろう。

問題の裏側を想像してみると、おそらく三流の印刷会社が安く落札して作ったポスターだろうと思うが、ちゃんとしたプロのコピーライターやデザイナーを使っていればこんな情けない品物はできないだろうにと思う。何でも安く押さえようという発想もわからなくはないが、役所が落札額を絞ったことが原因だといえなくもない。

こんないい加減なコピー(文章)は、青少年の国語教育のためにも百害あって一理なしだ。すぐにでも書き換えろといいたい。お役所の安物買いの銭失いも併せて主張したい。

駅を利用するたびに、このポスターが気になって仕方ない。ああ、オヤジの戯言になってしまった。

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