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2005.06.14

箱根駅伝を歩く 第1回 1区 大手町~芝園橋

人気もまばらな休日の東京大手町。逓信総合博物館の前の道を皇居方面に少し行ったところに読売新聞の本社があり、その足元のビルとビルに挟まれた通りに箱根駅伝のスタート地点がある。

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2005年6月11日土曜日、午前11時15分。いよいよ箱根芦ノ湖に向けて出発である。といっても、あの若者たちのように走って芦ノ湖をめざすわけではない。週末の休みを利用して、少し歩いてはやめ、次回そのやめたところに戻って続きを歩くというやり方で目的地をめざす旅だ。

こんなやり方で東海道五十三次を歩いた人がいたが、その方法をそのまま頂くことにした。わずかな電車賃で、徒歩の旅を楽しむというのがひとつの目的だが、それだけでない。テレビで見る駅伝コースを実際に歩くことで、テレビを見る楽しさも倍増すること間違いなしだ。それに、歩くのは何といっても健康によい。

さて、歩き始めてすぐに最初のチェックポイント『和田倉門』を通過。ちなみにこのチェックポイントは、日本テレビの箱根駅伝のホームページにあるコース案内を勝手に利用させてもらうことにした。このコース案内のよいところは、通過地点やスタートからの距離、通過予定時刻などのデータが細かく記載されていることで、たとえばこの和田倉門なら、スタート地点から0.6㎞左手に東京駅とある。

そんなわけで左手に東京駅を見ながら前進。右手には皇居のお堀が続いている。このあたりには歴史的に価値のある建造物がいくつか並んでいる。明治生命ビルやGHQが入っていた第一生命ビルなどだ。建築にあまり興味のない人にも、この重厚なデザインは凄そうに見えることだろう。

帝国劇場の左脇の路地を見ると有楽町駅のあたりがちらりと見える。前方には、日比谷の交差点が近づいている。

帝国ホテルに近づくあたりで、かなりの大音量のロックミュージックが聞こえてきた。道路の向こうの日比谷公園からだろう。そういえば東京とその近郊で、もう30年近く暮らしているが、日比谷公園に一度も足を入れたことがない。おそらく、それが野外音楽堂と呼ばれるところから聞こえてくるものだと想像はできるが、確実にそうだとはいいきれない。それにしてもあの音のつまづきは、どうもプロのバンドとは思えない。そんなことよりも、帝国ホテルの舗道に面した花壇の美しいこと。季節の花々に目を奪われてしまった。

内幸町の交差点。この横断歩道を渡りながら右手を見ると、国会議事堂がよく見える。これが、横断歩道の手前でも向こう側でもよくない。道中、カメラを持って撮影をしているのだが、わずかな隙間から被写体を拾うのは難しいものだ。

わずかな隙間といえば、汐留のビル群も西新橋の交差点のあたりからしか望むことができないだろう。そう思って歩いていたら、もうひとつ汐留がよく見える場所があった。マッカーサー道路の建設予定地だ。マッカーサー道路と聞いて何それ?という人も多いことだろう。港区赤坂1丁目のアメリカ大使館の前あたりから、愛宕、西新橋を抜けて汐留に向かう道路が戦後すぐに計画され、その沿線では3階建て以上の建築が規制されていたという。だが、それがもうすぐ着工するらしいという。西新橋のあたりで「開発事業用地」の立て看板のある空き地を見つけたら、それがマッカーサー道路だ。

その将来道路になるだろうというところの脇に石碑を見つけた。「浅野匠の守終焉の地」である。浅野匠の守といえば、いわずと知れた「赤穂浪士」の物語の冒頭の主役。殿中で吉良上野介に斬りつけて切腹した人。この仇討ちが赤穂浪士の物語だ。もしかしたらここは、歴史や時代劇の好きな人たちの隠れたメッカなのかも知れない。

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あれこれ道草をしながら前進。御成門の交差点まできて、右手に東京のシンボルが見えた。東京タワーだ。以前からこの交差点から見る東京タワーは悪くないと思っていたが、あらためてそう思う。だが、ペストタイムは陽が西に傾き、沈む太陽と東京タワーの両方が同時に見えるときだ。そういえば夜の東京タワーも悪くない。

御成門の交差点を過ぎたところで「日本近代初等教育発祥の地」なる石碑を発見。この地に日本初の小学校が置かれたと隣に解説文がある。何でも増上寺の子院を利用したとある。増上寺は徳川家にゆかりのお寺であり、このあたりは江戸時代の古地図を見ると大名屋敷が並んでいたところでもあり、明治政府がとりあえず学校第一号として目をつけたのがここなのだろうかと、あれこれ思いを馳せてしまったが詳しいいきさつは歴史書を開かなければわからない。それにしても、このあたりは江戸の昔からまさに日本の中心地であったのだろうと感じることができる。

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その増上寺の前を通過。遠くに田町のビルが見えてきた。舗道の左手に緑が広がる。芝公園だ。この公園を歩いていくとリスのオブジェに出会うことができる。一つひとつ色々な表情のリスが公園の緑の中にいる。このようなものも悪くはないが、できることなら本物のリスが木々の合間を移動するような公園にはならないものかと考えてしまうのは私だけだろうか。


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上に首都高速道路が走る芝園橋を通過。歩き始めておよそ1時間。ここまでの距離は4.1キロメートルだ。

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