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2005.07.21

箱根駅伝を歩く 第10回 2区 保土ヶ谷~東戸塚

保土ヶ谷橋の交差点を右に折れてすぐのところに保土ヶ谷の本陣跡の表示を見つけた。

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本陣とは、江戸時代の大名行列などの宿泊施設で、お殿様が江戸へ上ったり下ったりする際に利用していたものだ。もちろんお殿様から家来の者まで全員が同じ宿に泊まったわけではないだろうが、それにしても、この宿代や道中の費用は江戸から遠く離れれば離れるほど大変であったに違いない。

ネットで調べたところによると、江戸時代の旅人は早朝に江戸市中を出発し、最初の宿になるのはおおよそ戸塚あたりだったらしい、だだし女性や高齢者がある場合などは、この保土ヶ谷で最初の夜を越していたようだ。考えてみれば、これまで大手町からここまで5回に分けて歩いてきたところをたった1日で歩いてきたということだから、江戸時代の人たちは相当足が丈夫だったに違いない。

「本陣跡」「脇本陣跡」の解説を読みながら歴史散歩気分で歩くことができた。

この昔の宿場町のうしろに小さな川が流れており、その川に妙な形の中州があった。あれなら壊してしまった方が余程すっきりするだろうにと思っていたら、近くに立て看板があり、どうやらそれが昔の一里塚の跡らしい。この塚を保存するために、わざわざ中州を残しているようなのだ。歴史的遺産を残すというのはたやすいことではないようだ。

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東海道の歴史にふれた保土ヶ谷宿を抜ける。すぐ近くに狩場インターの入り口がある。その狩場インターの入り口付近の写真でも撮ろうかとファインダーをのぞいた瞬間、後方でドカーン!!という爆発音のような音が鳴り響いた。道路の40~50メートル後方で、大型のトラックと乗用車が衝突事故を起こしたようだ。トラックの前左側のバンパーが壊れている。そのトラックの後方に前半分が大破した乗用車が見える。

たまたま道路工事をしていて、道路からかなり離れたところに歩道があったため歩行者に影響はなかったが、上下線ともに渋滞していた道路が、さらに渋滞しそうな感じだ。

事故見物をしていても仕方がないので前進。ふと見ると狩場インターの入り口でシートベルトか何かの取り締まりをしている警察官を見つけた。その取り締まりを道路から少し奥まったところでやっているので警察官は事故に気づいていないようだ。
「お巡りさ~ん。今そこで交通事故が起きて、うしろの車がこれないから、放っておくと大渋滞になるよ~!」と教えてあげた。少し前から車が一台も来ないので不思議そうにしていた警察官の数人が無線でなにやら交信をしたあと、走って現場に急行した。交通事故から、わずか数分でこれだけの数の警察官がやって来たら、事故を起こした本人たちもさぞ驚いたことだろう。

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そんなわけで狩場インターの入り口付近の写真を撮りそこなってしまった。ちなみに、ここで鶴見中継所から13.3キロ付近になる。道は緩やかだが上り坂になり始めた。あの権太坂への序章ということだろうか。

周囲の斜面は新しくできたマンションや戸建ての住宅が立ち並んで、新興住宅地の様相だが、遠くに竹林や杉の山も見える。急激に開発された町という印象が拭えない。

横浜横須賀道路のガードをくぐる。夏の日差しが遮られ、頬を流れる風が心地良い。上り坂は急な登りになってきた。権太坂のはじまりだ。

これもネットで仕入れた話題だが、権太坂の名前の由来には次のような話があった。
むかしむかし、東海道を歩いていた旅人が少し離れて農作業をしていた老人に「あの坂の名前はなんというんだい?」と訪ねると、もうずいぶんと耳が遠くなっていた老人は「あんたの名前はなんていうんだい?」と聞こえたらしく「ゴン太だぁ」といったとか。

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長いだらだら坂が続く、鶴見からここまで走ってきた選手たちにこの上り坂はとてもきつそうだ。

権太坂上という交差点がある。だが、ここがピークではない。環境事業局の前を通り抜け、宮崎脳神経外科という病院の下あたりでやっと下りが見えてきた。

夏の強い日差しで頭がズキヅキと痛む。あわてて水分補給をして下り坂へ向かった。

緑に囲まれた下り坂を進んでいくと。歩道の脇の草むらに何か動く者が。それは30センチメートルおきくらいに出没するトカゲたちだった。は虫類や両生類が苦手な者にとっては、走り抜けたい衝動に駆られる道であった。箱根駅伝が行われる冬に、このおびただしい数のトカゲを見てもらえないのが残念だ。

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平和台のバス停を越え、チェックポイントの「トヨタ」の前を抜ける。ここで鶴見から16キロメートル地点だ。この先で道は再び平坦になっている。山谷の交差点でこの日のウォーキングを中止した。地図によれば西にほぼ1キロメートルのところに東戸塚の駅がある模様だ。

近くにあったバス停で戸塚駅行きのバスに乗って駅に向かう。次回も電車とバスを乗り継いでこの山谷の交差点に戻ることにした。

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