フォト

最近のトラックバック

最近のコメント

List

無料ブログはココログ

« 箱根駅伝を歩く 第18回 3区 湘南大橋~平塚(大磯) | トップページ | 箱根駅伝を歩く 第20回 4区 西小磯~二宮 »

2005.08.29

箱根駅伝を歩く 第19回 4区 大磯~西小磯

8月最終の土曜日、夏も終わろうという季節だが、大磯駅には大勢の海水浴客が押し寄せてきている。おそらくロングビーチがめあてだろうが、この日差しと暑さなら今日も充分楽しめることだろう。

こぢんまりとした駅前を駅を背にして左手方向に向かう。緑に囲まれた坂道を下ればすぐに今回のスタート地点の「大磯駅前歩道橋」に出られる。アブラゼミやミンミンゼミ、ツクツクボウシ、何種類もの蝉の声が同時に聞こえてくる。生物の個体数が圧倒的に多く、薄っぺらな都会の生態系とはまるで違うようだ。

4ku103

朝の国道1号線は意外に静かで、人通りも車も少ない。南に西湘バイパスが、また北に小田原厚木道路が平行して走っているこのあたりの国道1号線は、箱根や伊豆半島方面に向かういわゆる通り抜けの人たちには無用の道で、それだけに地元密着の生活道路という雰囲気が漂っている。

4ku108


かつて東海道の宿場町でもあった大磯だが、明治以降は伊藤博文や吉田茂のほか、島崎藤村など大勢の文化人が暮らした高級リゾートタウンであり、庶民にとっては海水浴発祥の地で知られるように海水浴の町でもあった。箱根駅伝4区の2キロメートル付近に「大磯照ケ崎海水浴場」の石碑がある。実は照ケ崎の海岸付近にもっと立派な石碑が残されているのだが、今回は目的が違うのでこのまま前進することにした。


4ku112

この海水浴場の入り口の少し先に『大磯井上蒲鉾店』という店がある。ちなみにこの店のはんぺんとさつま揚げは絶品中の絶品。たまたま開店前で、しかも炎天下ということもあり、その場ではんぺんを買うことはできなかったが、数時間後にバスでこの近くまで戻り久しぶりの味を土産にすることができた。

2.1キロメートルチェックポイント「スリーエフ」を過ぎると道はゆったりとした登り坂になる。左手に大磯の町役場が見える。そのまま坂を上りきったところまで行くと「東海道の松並木」と呼ばれている松の並木道に出る。400年も前に植えた松の木は大木に成長している。真夏の日差しをカットしてくれる並木道はとても優れている。これは車で通りすぎるだけならあまり実感として伝わらないだろうが、歩いてみてはじめてその有り難さがわかる。おそらくこの並木道を大名行列や無数の旅人たちが通り抜けていったことだろう。

4ku125

松の並木が途切れたところに、滄浪閣という高級中華レストランがある。この建物はあの伊藤博文の家といわれている。大磯プリンスホテルの別館として営業しているレストランだが、もちろん一般の人も気軽に利用できる。ちなみにここの炒飯は最高に旨い。

4ku127


(次回に続く)

« 箱根駅伝を歩く 第18回 3区 湘南大橋~平塚(大磯) | トップページ | 箱根駅伝を歩く 第20回 4区 西小磯~二宮 »

「連載 箱根駅伝を歩く」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23316/5689002

この記事へのトラックバック一覧です: 箱根駅伝を歩く 第19回 4区 大磯~西小磯:

« 箱根駅伝を歩く 第18回 3区 湘南大橋~平塚(大磯) | トップページ | 箱根駅伝を歩く 第20回 4区 西小磯~二宮 »