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2006.10.27

窓辺の奇妙な風景

幹線道路わきのファミリーレストラン。今日の仕事のためだけに編成されたにわかづくりのスタッフと遅い昼食をとっていた。それほど親しい間柄でもない連中が、ろくな話題もなく、たいして意味をなさないような話にぽつぽつと花を咲かせていた。そんな状況にいい加減嫌気がさし、退屈しのぎに窓外の風景を眺めていた。

ちょうどそこから道路の上に架けられた歩道橋が見え、赤いランドセルを背負った小学5~6年生くらいの女の子がそこに一人で立っていた。

歩道橋の下を走る車を眺めているのだろうか、向かってくる車を見ていたかと思うと、すぐに後ろの方に向かい今度は車を見送るような動作をしている。それも、先ほどから何度も繰り返しているのだ。

何か奇妙だ。じっくり注目してみると、その女の子は向かってくる車にめがけて唾を吐きかけ、命中したかどうかはわからないが、振り返ってそのターゲットの車が走り去るのを見ているのだ。しかも、それがかなり愉快な出来事のように。

たしかに誰でも子供の頃に、こうしたいたずらを思いつくものだが、それにしてもあの喜びようは尋常ではない。

学校でいじめられ独りぼっちになり、登下校の道すがらに密かなストレスのはけ口を見つけたのだろうか。あるいは、いたずら好きの兄弟や友人からこの遊びを教えられやみつきになってしまい、一人で楽しむようになってしまったのか。それとも、どこかに障害でもあるのか?

落とすものが唾液くらいならよいが、もっと違うもの、つまりもっと刺激的なものにエスカレートしていったら、いたずらなどというくくりでは済まなくなるだろう。それにしても、人はどんなことに喜びを感じるのかわからない。変質的な喜びも百人百様なのだろうか。退屈な話題はいつの間にか聞こえなくなっていた。

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