ドラマ「冬のソナタ」(制作:韓国KBS)を、今度はNHKの地上波で放送するらしい。
「ふ~ん、韓国のドラマか」などと、最初は家人が毎回見ていたのは知ってはいたが、それほど関心があったわけではなかった。が、それも4~5回目あたりからつられてつい見はじめ、後半は毎週その夜が待ち遠しくなってしまった。
少女漫画のようなお約束のストーリー展開、歯が浮いてしまうような台詞、どこか郷愁を感じてしまうようなテーマソングの数々。酷評しようと思えばいくらでもネタがあるのだが、つい見てしまいたくなるのはなぜなのだろう。途中から見はじめた冬ソナだったが、その後の再放送で20本全部を見てしまった。
ヒロインのチョン・ユジンを演じるチェ・ジウの芝居はそれほど凄いというわけでもないが、あの薄幸美人的な表情には惹かれる点が多い。そんなわけでBSで放送した韓国ドラマ第二弾の「美しき日々」も見るはめになってしまった。それにしてもこのチェ・ジウさんは役に入り込むのがとても巧みだ。嬉しい、悲しいといった感情表現だけでなくストーリーの流れに即して場面場面で的確な表情づくりができる。もっとも日本の役者さんがあそこまでやるとおそらくクサイといわれそうな演技もあるが。それでも総合点からいえばまぁ合格点といえるだろう。
一方相手役のカン・ジュンサンはまるで白馬の王子様だし、恋敵のキム・サンヒョクは中世の騎士だ。そうか、これで分かったぞ。この恋物語はテレビゲームのような単純さ、分かりやすさが魅力だったのかも知れない・・・・などとつまらないことをあれこれ考えてしまう。
ところで、家人の勤め先の知人(もちろん女性だが)は、この冬ソナにはまり、ポラリスの携帯ストラップにはじまり、CD、本、DVDとエスカレート、さらには韓国語教室にインターネットでの情報交換、そしてついにドラマロケ地ツアーへの参加と完璧なファンの王道を歩んでいるそうだ。反面、何かというとこの話ばかりなので周囲の人たちの「鼻つまみ者」にもなっているらしい。地上波の放送で、そうした鼻つまみおばさんたちが全国ににょきにょきと出現することになるかも知れない。
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